こんにちは、もけです!
私たち同性カップルの
リアルな本音を紹介します。
社会的には不便なことの
方が多いもんね~
実際何に困ってるのか?
逆に良かったことは?
そんなお話をします。
この記事を読んでほしい人
✔同性カップルの人
✔当事者が身近にいる人
✔同性愛を自覚している人
✔LGBTをもっと理解したい人
先日結婚指輪を購入しました。
ドキドキした模様を実録レポしています。
同性カップルのデメリットは?
まずはデメリットから考えてみます。
まわりに紹介にしにくい
やはりこれが王道かつ最大の悩みです。
LGBTは今や10人に1人いる時代ですが、まわりにはあまり見かけませんよね?
カミングアウト前にバレるなんて事態は絶対に防ぎたい、恋人を紹介したくても怖くてできない…と息をひそめている人は多いです。
想像はつくと思いますが具体例を挙げていきましょう。
友達に紹介しにくい
恋バナでは「彼氏が~」と男性に変換して話したり。
「写真見せてよ~」にドキッとしたり。
よっぽどの親友にでも言いにくいです。
知らないところで勝手にバラされてしまう(=アウティング)ことが怖いのです。
一気に広がりヒソヒソされたら悲しいし、怖いです。
体験談
・親友に「同性が好き」と
思い切って明かした
・親友は(悪気なく)彼氏に話した
・彼氏がクラスの男仲間内でしゃべった
その結果…
➡クラスのほぼ全員に
「もけ太はレズだ」と知られていた
※私自身は3年後に知り時間差でショック
家族に紹介しにくい
これは未だに抱えている大きな課題です。
本当は毎年実家に連れていきたい。
堂々と「結婚相手」として同棲していることを伝えたい。(今はルームシェアと説明)
伝えられていないからこそ「結婚まだかな~」「孫が見たい」と言わせてしまうし、言われて心が痛む。
近い将来カミングアウトしたいとは考えています。(まずは姉妹から…)
おそらくこの壁を超えられた時、もう怖いものはないと思います。
職場で聞かれて困る
職場(病院)で聞かれる頻出質問
「結婚してるんでしょ?」
「お子さんいるのかい?」
「彼氏か誰かと住んでるの?」
「早く子供作りなさいね」
まあこのくらいであれば、
「まあ一応~」とか誤魔化せますが…
職場の先輩後輩、上司とかに聞かれたとき。
言い方にかなり注意が必要です。
誰にどういう誤魔化し方をしたか、どこまで話したか、どういう体(てい)にしていたか
これを人によって適当に話していると、裏で「あれ?私に言ってた時は~」なんて言われるくらいには、ごちゃっとなります。笑
✔本当は堂々と公表して
新婚旅行のための特別休暇を取りたい。
堂々と祝い金を受け取りたい。(←)
堂々と「旦那が~」みたいに「嫁が~」とか言いたい。
結婚ができない
日本では2021年現在も同性婚は認められていません。
最近は地方自治体で「パートナーシップ制度」を導入することが増えてきました。
パートナーシップ制度とは簡単に言うと
「法的効力はないが、結婚にあたる関係であると認めますよ」
という書類を作成してもらえたりする制度です。
全く法的な保障はありませんから、現実問題、戸籍上は赤の他人です(全国で広まれば同性婚への礎とはなってくれるはず)
まあこういう堅苦しい話を抜きにしても、
大好きで生涯添い遂げたい相手と結婚ができないのはやはり寂しいものです。
したいです。待っています。
また別記事に書く予定ですが、
結婚ができないことで不便なことをまとめると
・遺産相続ができない
・税金の優遇が受けられない(配偶者控除など)
・養子が受けられない
・病院で面会できない(危篤時など)
・会社の福利厚生が受け取れない
・家族割りなど企業サービスが受けられない
※一部できるものはありますがざっくり挙げました
ざっと挙げてもこんなにあるのですが、まだ挙げられます。
要するに、結婚したい!!!!!
婚約指輪も婚姻届けも準備しました!!
認めてください!!!
意外と2つしか浮かばなかったです。
まあ、逆に2つに集約されているということでしょうか。
暗い話題はこの辺にして、次はメリットに行きます!
同性カップルのメリット
逆に同性カップルでよかった~といえることはあるのか?
真剣に考えてみました。
役割をお互い分担できる
私たちはレズビアンカップルです。
(相方は元々ヘテロ《異性愛者⦆ですが)
男女のカップルでありがちな
男:仕事(家事はやらない)
女:家事が得意(だから全部やらないといけない)
これはさすがにステレオすぎて誇張していますが、
友人の新婚カップルでも耳が痛いほど聞くのが
「一人暮らししてたのに洗い物もしない。」
「何回言っても片づけられない」
「家事してくれるのが当たり前だと思って協力してくれない」
など家事の役割分担のいざこざ…。
私たちは女同士ということが幸いしたのか、
気付いた方が家事をしたり、役割を話し合いながら自然に分担できています。
相方も私も男性と付き合ったことも何人かありますが、
「同性だからわかる謎の呼吸」が確かにあります。
同性だからこそ相手のことがより分かるところはありますね
ちなみに我が家では
もけ:洗い物、車、旅行企画
相方:料理、掃除、家計管理
(※選択はお互い別で)
といった分担でしょうか。
もちろんこの枠だけでなくお互いフォローし合います。
昔は家事の担当の比率が
おかしくて喧嘩したね。
今も私が仕切ってるけどね!
温泉に一緒に入れる
これは特権ですね。笑
一部マナーのなっていない同性愛者による銭湯でのわいせつ事件などもありますが、それは同性異性関係なく論外です。
そういう話ではなく…
温泉旅行でもその辺の銭湯でも、一緒に隣でお湯につかってお喋りをしたり、ゆっくり過ごせるのが本当に楽しいです。
女友達と行く温泉旅行って楽しいですよね。
案外彼氏と行ってもお風呂は別だから一緒にいれないのが寂しい、ということもあります。
そう考えたとき、「これだけはありがたく特権として受け取ろう」と感じました。笑
二人とももちろん温泉が大好きです。
服のシェアができる
よっぽどの体格差はないので、これは地味に便利です。
相方はかなりミニマリストで、滅多に使わないものにお金を使いたくない。
その結果、結婚式のお呼ばれ服やアクセサリー、何となく上着を借りるなど、私のクローゼットから色々拝借して生活しています。
同性だからこそシェアができます、これはわりとメリットでした。
姉妹とかでもわかる!という人いますよねきっと!!
好きな人といられる
あえて書くことでもないかもしてませんが書かせてください。
好きな人といられること、そこに異性同性は関係ありません。
そのため、同性であっても変わらないメリットであるといえます。
結論:同性カップル、障壁も多いが良いこともある
同性カップルのデメリット
✔まわりに紹介しにくい
✔結婚ができない
同性カップルのメリット
✔役割を分担できる
✔温泉に一緒に入れる
✔服のシェアができる
✔好きな人といられる
問題はまだまだ山積みだし、法的にも認められていない私たちですが、意外なことにメリットの方が多く挙がりました。
好きな相手といて悪いことは、そんなに多くないんですね。
早く家族にも打ち明けられて、法的にも正式に結婚ができる未来が来ることを心から祈っています。
今回は自分の体験談をベースに記事にしましたが、何か「これもあるよ!」という方はぜひ教えてください!
それではありがとうございました!
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