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もけ
作業療法士
今日もただ笑って生きたいだけの
忙しないレズブロガー。

楽しいコト、良いモノ、便利なモノなど節操なく紹介します。普段は立派にツイ廃。人生を語るラジオ【レズの限界】チャンネルもやってます。

もう一度言います、ツイ廃です。
よくスペースでも喋ります。
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苦悩満載の実体験:私がL(レズビアン )を自覚するまでの長い道のりの話

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こんにちは、もけ(@moke__L)です!

まずはじめに、自分はレズビアンです。

本記事では、自分がどのように
同性愛者という自覚」が芽生えたのか。

そんなエピソードを書いていきます。

結論から話します。

・自分で受け入れられなかった

・相談できる相手がいなかった

・男性と結婚しないとと焦り続けた

・お金も大切な関係もたくさん失った

自分は自分で良い。
そう思えるまで5年ほどかかりました

しかし、今は心から幸せと断言できます。

”普通”になりたい

同性愛者だと受け入れられない

そんな自分が「自分が好きな人(こと)を好きでいて良い」と受容できるようになるまでの過程の話です。

簡単な自己紹介です。

割愛するので詳細は
別記事「自己紹介」にて…

・20代女性 L(レズビアン)
・彼女あり(2017~)
・カミングアウトは友人や
   職場の仲間までしている

こんな人におすすめ
・自分に自信がない人
・「同性愛者かも」と悩んでいる人
・周りからの評価を気にしてしまう人
・自分を受け入れられず苦しんでいる人

同じような悩みを抱えているひとは、
ぜひ読んでみてください。

では前置きもほどほどに、始めます。

目次

LGBTという言葉がなく無自覚な時期

初恋と初彼氏は男性 

初恋は中学で同じクラスの
サッカー部男子です。

初彼氏は高校時代の
羽球部男子です。

あれ?
男やないかい!!

レズじゃないの!?

こんな時期もありました。

自分でも「自分が同性愛か異性愛か
なんて、考えたこともありませんでした。

彼氏と部活帰りにこっそり2人で
帰ったりしてドキドキもしました。

(今思えばただの対人緊張?)

高校生の間に2人の彼氏ができましたが、「キスしたい」「それ以上もしたい」といった欲は無かったです。

初体験も「うーん…」
「したいと思う人はいるのか?」程度です。

ただ「そういうもの」と
何となく我慢して受け入れたような。

恋バナは聞く専なら楽でしたが、
正直苦手でした。

自分が語ること、感じること、
思う主張が見当たらなかったからです。

これは予兆だったのでしょうか。

突然のバイセクシャル疑惑 

高校生活も折り返し。
当時一番の親友A(女の子)から告白されました。

告白されました。
(2回目)

それも親友Aは彼氏持ち、
自分も彼氏持ちの時にです。

Aとはすごく仲良しでした。
家族ぐるみで関係は良好。

一緒にどこでも行く仲です。

深く考えてはいなかったものの、
可愛くて大切で大好きだったので…

快くOKしました。

※すぐにお互い彼氏と別れています。

誰にもバレてはいけない
と秘密を抱いた関係がスタートしました。

この時点で「男女両方とも恋愛対象」
と感じていたわけでは無いです。

親友Aが相手だから例外だ!

と考えていました。

事実上のバイセクシュアル疑惑。

もけ

圧倒的無自覚。

あんなに修羅場
まみれになるとは…

初彼女への気持ちVS 不安

この関係は高校生活が
終了するまで隠し通しました。

お互い別の大学へ進みましたが、
その後も頻繁に会っていました。

しかし自分も新たな友人ができ、飲み会が増え、彼女Aとの時間が少し減りました。

ある日の飲み会で、よく遊ぶ仲間の一人、
Bくんから告白されました。

酔っていて記憶は曖昧ですが、周囲の友人の証言ではOK風な返事だったそうで。翌日付き合っているていになっていました。(今思えばクズ

なんてことに…
(でもBくんを振れなかった)

当然「Bくんには申し訳ないけど、なかったことにしないと」と思いました。

しかし男性と付き合うのをきっかけに…
(仮にも同意はしていないつもりですが)

自分を蝕んでいた悩みが、
浮き彫りになった気がします。

「周りのどこを見ても
   女同士で付き合う人なんていない」

「Aのことは大好きだけど、その後は?」

「誰にも言えない関係がいつまで持つ?」

おそらく無意識に抑圧していた
沢山の不安が、急にあふれ出してきました。

相談できる人はいませんでした。

誰にも言ってなかったので当然です。

そんな中Bくんには何も言えず、
彼女Aにも相談もできず。

身動き取れないままでした。

Bくんは優しくて穏やかで、
居心地の良い人でした。

ただ、そこに恋愛感情はなく、自分の世間体を安全に守れると考えて一緒にいたんだと思います。

(本当に両者に失礼すぎて書きながらしんどい)

だらだらとBくんと付き合っている
体裁を保っていたある日…

彼女Aにバレました

友人にノリで撮らされたプリクラを
見られるという最悪な形で。

彼女Aは泣いて深く傷つきました。

しかし自分はあろうことか泣かれて困り、
逃げるように別れを切り出しました

!?

ずっと一緒に居たい。同棲したい。

大好きなA相手に言われても、
心のどこかで警鐘が鳴って頷けない。

好きな気持ちはあるのに。

「親に紹介できない、未来がない」と焦る自分が勝ってしまったのです。

ここでようやく自分の
最大のコンプレックスを強烈に自覚しました。

親のためにも、
世間体のためにも、

自分は”普通に”男性と
付き合わないといけない、と。

そう思えば思うほど、Bくんが
恋愛的な好き”ではない事実も自覚します。

ちゃんと付き合えているし、
手も繋いでいるから、大丈夫。

と自分に言い訳ばかり。

1年2年付き合いました。

行為も嫌でしたが、
我慢してたまに受け入れました。

いつまで経っても「話の合う優しい友人
のような感覚は変わりませんでした。

やがて芸能人や綺麗な女性を見たときに、
魅力を感じる自分に気が付きました。

ボーイッシュな女性を見て

素敵だな、可愛いな。
付き合えたらいいな。

そう思うようになっていてハッとしました。
また不安と本音の押し問答です。

「彼女Aは特別だった。大好きだったけど自分の弱さで終わってしまった」

「「自分は違う、同性愛者じゃないはずだ」」

「Bくんは”そういう好き”じゃない」

「「いや、”こういう普通”を進まないと親も悲しむ」」

お察しの通り
ここから先4~5年ほど闇です。

もけ

答えは最初から、
自分の中にあったのにね。

自分が同性愛者だと受け入れられない時期

どこにも属せない。

どこにも属せていない不安

結論から言うと、
Bくんとは5年近く付き合いを続けました。

(続けてしまいました)

しかも月日が経つほど、Bくんへの好きは
そういう好きではないことも確信に変わっていきました。

別れを切り出すべきでした。

しかし同性が好きだなんて、
自分で認められなかったのです。

抑圧していたストレスなのか、
徐々に悪習慣が始まりました。

Bくんには秘密で、女性とSNSやイベントで出会い、関係を持ってを繰り返し始めました。

好みの女性と会っては遊び、
名前も聞かず、ただ遊ぶ。

Bくんと長く安定して付き合っているから
世間体もクリア。

非常に不安定です。

その過程はスタエフ配信にて赤裸々に語ってます。

\ レズの限界チャンネル /

この頃には自分が…
・ヘテロ(異性愛者)
・バイセクシュアル(両性愛者)
・レズビアン(女性が好きな女性)

一体どこの界隈に属しているのか。

自身の居場所を定義
できなくなっていました

中途半端さに拍車がかかり、「どの界隈にも属せていない半端者」だと、人生で一番孤独を感じたのもこの頃です。

答えを見つけるべく、飲み屋街で声をかけてきた男性に付いていったりもしました。


でもやはりお金をもらってでも、
良い思いはできません。

Bくんに別れを切り出せないまま
罪悪感が募ります。

もけ

サクッと黒歴史を
晒すスタイル

世間体への執着と結婚への焦り

Bくんは結婚したい
常日頃言ってくれていました。

世間体を保つために、
結婚はしたかったです。

でも自分が「結婚したいか
と言われたら、嫌でした

本音は最初から自分の中に
ちゃんとあったんです。

結婚に向けた同棲もしました。

でも一緒に住むとストレスで、帰りたくない気持ちから夜遊びが増えました

無駄に一人で散歩したり、
友達と電話したり。

正直一人暮らしに戻りたいと思いました。

誰がどう見ても無理がある、
絶望的な我慢をしていました。

結婚の件も、
Yesは言えずにいました。

Bくんに「自分が同性が好きで彼女もいたことがある」と伝えました。

「散々迷ったし結婚もしたかった、でもやっぱり男性は愛することができなかった」と泣いて伝えました。

それを聞いても結婚したいといわれました。
何も進まずずっと立ち止まっていました。

最後は別れを切り出しました。

言いたいことや言えなかったことも、最後にはすべて伝えて、謝って、別れました。

しばらくは、私が貸した
お金関係で揉めましたが

自分を認められるようになったきっかけ

嫁に一目ぼれして
全てが変わる。

(現)嫁との出会い

就職し、仕事の延長線の
外部講習会でCさんに出会いました。

すごく好みの見た目で、
しっかり者で、明るく活発でした。

自分と正反対な彼女に
一目ぼれしたのを覚えています。

彼女は遠くから出てきており友達もまだ少ない、と話してくれて、積極的に話しかけて遊びにも誘ってくれました。

しかし、イケメンが好きな面食いだと
教えてくれて、落ち込みました。


もういっそ、と同性愛者だと明かしました

しかしすぐに理解を示してくれて、
変わらず仲良くしてくれました。

半年ほど経過し、
好意を伝えてしまいました

彼女ははっきり気持ちを言葉に出来ない
私を見かねて告白してくれました

そっちから?

正直これが一番の
ミラクルですね。

死ぬほど嬉しくて…

終電で会いに行ったり
目が合うだけで緊張したり

何をするにも楽しかったです。

そんな彼女に告白されて心から嬉しかった時点で、「ああ自分はレズなんだな」と半分諦めも付きました。(それでもまだ半分です…

本当に好きになったら
こんなにあっさりと行くんかい。

このあたりの詳しいなれそめ、
経緯はラジオ配信で暴露しています。

実際はこんな綺麗な話ではありませんので、深淵を除きたい人は耳を貸してください◎

\ レズの限界チャンネル /

自分をようやく受け止められた話

指輪も購入して、
今はすっかり円満夫婦です。

彼女とは現在進行形で
付き合って2年が経ちました。

そして1年ほど付き合い、
「結婚すべき病」が再発

自分から嫁に別れを切り出す
悪手を打ちました。

本当に心底救えない

いざ同棲解消した翌日から寂しくて、仕事前の5分間に彼女の家に寄ったりと、全く矛盾した大バカ者になってました。

さすがにこの一件で
分かるわけです。

ようやく。

「自分の気持ちに嘘をついたら
     自分も相手も地獄である」

「好きな人を好きでいて
   何が悪かったんだろう」

「一体誰のために
   今まで恋愛をしていたんだろう」

彼女に土下座して泣いて謝り、
改めて気持ちを伝えました。

彼女も好きていてくれたので、
生涯この人と一緒に生きていきたい。

覚悟を決めました。

プロポーズもしました。

今年は結婚指輪を
買いに行く予定です。

(追記:買いに行きました)

長い時間と、お金と、
人を犠牲にして散々振り回しました。

傷つけた人たちには謝りました。

時間はかかりましたが、もう仲のいい友人や職場仲間にも気軽にカミングアウトをしています。

コンプレックスがなくなり、
気持ちも前向きになりました。

(闇の時期には鬱で、受診もしていたほどひどかった)

長くなりましたが、自分の自己肯定に
至った経緯はこれでおしまいです。

まとめ:好きなことは好きでいい

好きなもの好きっていうのって、
そんなに難しかったっけ。

誰かのために
自分は生きているんだっけ。

そう気づくのに、時間がかかりました。


ですが、自分が自分を受け入れられた瞬間、人生が本当に心から楽しいものだと感じました。

今悩んでいる誰かも、いつか自分を自分で認めてあげられますように、そのあと押しになれば幸いです。

高校で付き合ったAちゃんの
その後のエピソードはコチラ。

引くほど長い文章ですみません。

需要関係なしに、自分の変遷としてまとめる機会とさせて頂きました。

ありがとうございました。

相方

聞けば聞くほど
クズエピソードにあふれてるね!

浮気したら許さないから!

もけ

しないよ。
したくもない!

これからも末永く
よろしくね。

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