こんにちは、もけ(@moke__L)です!
このタイトルで見に来たそこのあなた!
元恋人の結婚式に
呼ばれたことがありますか?
(そうそうない)
呼ばれたら
どうしますか?
(大体行かない)
無論、
私は行きました。
帰り道にちょっとリバースしました。
(汚くて本当にすみません)
今日はそんな話題です。
先に私個人の結論を言うと、
元カノの結婚式へ行くと…
・メンタルブレイクする
・当時は心から祝えず複雑
・過去を清算する機会にはなる
※別れ方にかなり左右されるので、
あくまで私のケースでの個人的結論です。
この記事の効果・効能♨
・元恋人に結婚式の招待を
受けたときの判断の一助になる
・元恋人を結婚式に
呼ぼうとしている人の判断材料になる
・「結婚式で元恋人を呼ぶとこうなる」
という知見が広がる
・単純に読み物として消費できる
(限りなく暇人向け)
冒頭から「しょうもなさ」がプンプンです。
(本人はいたって真面目)
それでも読みたい人は進んでください。
そういう人、好きです。
より暇な人は私の経歴などもあります。
そんな暇人は存在しない前提で置いておきます。
後半やや重たいですが、私は元気です。
あくまで読み物程度にかる~く読んで頂いてOKです!
元恋人を結婚式に呼ぶってどう?
肯定派・否定派の意見
まずは、セキララ・ゼクシィが【20~30代男女】に実施したアンケートを見つけたので紹介します。
「結婚式に自分の元カレ・元カノを呼ぶのはアリ?」という内容で調査したところ、女性の70%が「ナシだと思う」という結果に。アリと答えた人は15%ほど。男性も「ナシだと思う」が61%と、「ナシ派」が多いようです。
とりあえず、アンケート結果からは
【ナシが多数派】ということは分かります。
ではここからは肯定派・否定派
それぞれの立場になって言い分を考えてみます。
聞く相手もいないので、
自分の頭でひねり出してみました。
まずは【ナシ派】の意見。
・呼ぶ理由が分からない
・嫉妬の対象になりそう
・されたら嫌だからしない
・異性関係の印象が悪そう
・未練あるのか怪しく感じる
・会いたくないし会わせたくない
・下手したら式が台無しになりそう
・過去を知っている友人が気まずそう
う~ん想像に容易い…。
そりゃそうだな、我ながら普通。
そもそも知人枠の異性を呼ぶことに
抵抗を覚える人も多いのでは?
「職場関係くらいならまあ自然かな」的な漠然とした暗黙のルールとでも言いますか。
世間なんてすぐに勘ぐり合う集合体ですからね。
「あのテーブルの男性は
どういう仲なのかしら」
「男友達が多いなんて、
異性関係も多かったんじゃない?」
な~んてヒソヒソされたら…
とか私なら被害妄想炸裂しそうなものです。
あとから「あの仲良さそうに話してた男誰?」と新婚早々もめる火種になるなんて、考えただけで最悪です。2次会で酔っ払われて問題発言でもされたら…ああ怖い怖い。
こんな記事も山ほどありますが、
読んでると「ああ~~怖!!」ってなります。
ここまでの時点で、新郎新婦、参加者、元恋人すべてを守るためには、「元恋人は呼ばない!」がベストのように思えます。
「雰囲気ぶち壊しリスク」
「誰かが気まずいリスク」
…背負えません。
次に【アリ派】の意見
全然浮かばなかったので誰か意見ください。
この時点で偏るの、詰みなんですが…
・過去は過去だから気にしない
・未練がないならそれは友人枠では?
・親友的ポジションに落ち着いてるからOK
う~ん、これまた抽象的な感じで
モヤっとする意見しか浮かびませんでした…。
お互いが良ければとは言うものの、両親や職場、旧友など幅広い人間関係が集結するんですからね…これは色々掘り下げて考えたい。
ということで、
現状ナシ派が優勢。
ではアリ派で実際に起きたケースを元に
その心理(呼ばれた側も含め)を深堀していきたいと思います。
元カノの
結婚式に呼ばれ、
果敢に参加し、
見事メンタルが
死んでしまった
そんな私の実体験を使って
紐解いてみました。
呼ぶ側、呼ばれる側両方の立場になって、
一緒に考えてみてくださいね。
あと、温かい目で見てください。
元カノの結婚式に呼ばれた話
-エピソード編-
元カノとの気まずい別れ方
元カノとの出会いは高校時代。
色々あって初めて女の子とお付き合いをします。
しかし、大学生活で周りの異性との
「当たり前の恋バナ」にメンタルを圧迫され、
レズビアンなんて変だ!
結婚しないと!
と自分を見失い、
結果元カノを振ります。
その別れ方も急で、飲みサークルで寝ぼけている時に男性に告白され、OKし、起きたら彼氏ができていたというクズエピソード付きです。
要は図らずも2股です。
心から好いてくれていた彼女に対して、
向き合えずに一方的に最悪な形で振ってしまった。
自分の弱さゆえに元カノを
傷つけてしまったと、心から反省しました。
3年くらい振ったことを後悔して引きずったのを覚えています。好きでもなかった男性を振ることもできずに。ただ後悔するだけ。ひどい話です。
それほど「男性と結婚すべき症候群」は私の中で奥の奥まで蝕む重たい病でした。
自分で振っておいて
3年くらい後悔し続ける…
アホの鑑である。
別れた後の元カノは、同じ仕事先の男性(5つ以上年上)と付き合い、そのまま結婚することになりました。
3年くらい経って連絡を取る機会があり、
本人から知らされました。
ああ幸せになれて良かった
素直にそう思いました。
私じゃ幸せにできなかった。
いい人がいて良かった。
無責任ながら、
そんなことを感じていました。
お相手の旦那には嫌われています。
おそらく私と付き合っていた事、振られた経緯など話したようです。会う機会があっても会釈を無視されたり、明らかに仲良くする気はない雰囲気はむき出し。
そりゃそうだ…
数年後、届いた招待状
そんなこんなで
振った後はもちろん、結婚を機に元カノとの交友関係は「自然消滅」。
お互い違う道を
歩んでいきました。
元カノは男性と幸せな結婚を。
私はどこにも属せず闇を彷徨う道を。
数年後…
結婚式の
招待状が届きました。
「なぜだあああああああああああ」
さすがに意図が読めなくて、
お互い気まずいのでは?と思いました。
何か理由をつけて
お祝いモノだけ贈ろうと思ったり。
しかしさらに予想外なことに
実家の私の母にも
招待状が届きました。
「もけ~~」
「○○ちゃんから招待状来たよ~」
「嬉しい~絶対行かなちゃ~~♡」
ここでは事実のみ書くので、
淡々と進みますが…
行くべきか否か、
期限ぎりぎりまで迷っていました。
意図が読めない。
行く決意を固める
結果的に行くことを決意。
その理由は
・意図は分からないが招待はされた
・招待してくれたなら礼儀として行くべき
・母親が行く気満々で断りにくい
・自分の気持ちの整理もするべきだ
まあ色々考えて、大切な
元親友だったころを思い出しました。
過去の自分がしてしまったことを胸に「呼んでくれているし、せめて彼女の幸せの門出を見届けるか」行くことを決意。
結婚式&披露宴に参加
友人の結婚式って、大体
披露宴から参加することが多いですよね?
あの、教会で聖歌とか歌ったり、愛を誓うやつって、親戚とか身内の以外は参加したことが無かったんですよ。
あっ
ここから見せられるの!?
素直な印象はこれでした。
(すまん元カノ)
かしこまった教会で、3年も未練たらたらだった元カノが、「男性と愛を誓いあう」ところをしっかり見せられる状況。
どんな気持ちでいたらいいのか分からず、私の激弱ハートはゴリゴリと削られてきました。
「あの時私がこうだったら
この未来はなかったのか~」
「これで良かったんだよね」
とか…
謎の罪悪感や、
とっ散らかった考えが色々沸いてきます。
\メンタル崩壊の予感/
行かなきゃいいって
言ったのに…(笑)
母が誰より乗り気で
断り切れなかったね…
さらに追い打ちは披露宴。
正直、「元カノの家族」とか、「地元の旧友」に会えるから行こう!そんな保険があったから参加しました。
私も元カノも、地元を離れてきていましたから、高校時代の友人卓だったら楽しく懐かしい話もできるだろう、と。
まさかの地元の友人ゼロ事件。
(共通の友人すらゼロという衝撃)
共通の友人が一人もいない、
元親友の挙式。
そんなことある!?
と、当日の席を見てさすがに動揺しました。
私のテーブルには私の母・元カノの元職場の先輩(?)、何繋がりか分からないチャラい友人2人。
あれ?
ここは地獄?
3グループがお互い「誰?」状態。
何なら私だけ母同伴という謎現象。
ちなみに新郎新婦のいる位置は、
見事に太~い柱が邪魔してほぼ見えなかったです。
母はノリノリで最前線で
カメラを回していました。
楽しそうで何より。
おいしいはずの式場ごはんも進まず、頑張って詰め込んで、式が終わるまで待ちました。
トラップかと思いました(笑)
式直後、情緒の死
とりえず式が無事終了し、おめでとうの気持ちを込めながら最後まで居ることはできました。
帰り際「写真撮りなよ~」と
母と元カノ母に背中を押されました。
こうして
新郎新婦の間に
「新婦の元カノ」が挟まる
史上類を見ない
地獄絵図
がこの世に爆誕。
3人共今それぞれ何を思うのか。
もはや哲学するレズでした。
その時に交わした会話は
哲学していて脳内が忙しかったため
記憶にございません。
「ドレス似合ってるよ」
「ありがとう!」
「(旦那)……にこっ」
こんな感じかな…
そのあと何かに耐えられず、
式場ご飯を吐いてしまった私。
家に着く前に買った
カレーパンが、
すごく美味しかった
ことだけは覚えています。
元カノの結婚式に参加してみた
-考察編-
元恋人を結婚式に招待する心理は?
純粋な好意?
一番先に一応考えましたが…。
実際どうなのかは彼女のみぞ知る。普通に幸せを手にして余裕が生まれたから、「そうだ!もけにも招待状送らないと!わくわく!」ってなったのでしょうか。
せっかくのお祝いだし、来てほしい!
来てくれたらうれしいな!
いやいや。
どんなにお花畑でも、さすがにないか。
冒頭の方で記載した通り、「元恋人を呼ぶデメリット」の方があまりにも多いので、あまり現実的ではありませんね。
友達という割り切り済み?
色々あったけど、もうあれから何年も経った。
学生時代の友人は呼べないけど、
もけにだけは親友としてぜひ来てほしい!
そんな心境はあったのでしょうか?
だとしても旦那が同意するとは思えないんです。
そして沢山いるはずの共通の友人がゼロという、背水の陣。
これが意図的だとしたら、
とんだ手の込んだトラップです。
キングダムの李牧でも相手にしてるのかと思いました。
優越感から?
私の幸せな姿を見て悔しがりなさい!!
「見返してやった」的な思考がなかったとも限らない…。そんな風に考える子ではないのですが、そんな風に思う自分が多分お花畑だから十分あり得ますね。
もしかしたら旦那が
そのスタンスだったかもしれませんしね。
元カノは「呼べて嬉しいなあ~」くらいで、
旦那は「苦しめ~」くらい思っていたのかも。
席の件とか、
あまりにも雑だったので、
もはや嫌がらせか?というレベル。
でもさすがに大人だし、そこまで考えていないか…
人数合わせ?
地元の共通の友人は少なくありません。
同じ部活仲間とか、クラスの友人の結婚式の時にも、元カノ含め、ある程度お決まりのメンバーが集まっていました。でも本当に知り合いゼロ。
呼びたくなかった、
または呼んでも来なかったのでしょうか?
テーブルのちぐはぐなメンツを見ると、この説が浮上してしまいます。
う~~ん。
地元を出てからの学生時代の友人とはあまり交友関係がなかったとは聞いていますが、地元には共通の友人も沢山います。
まさか知り合いゼロとは
予測していなかったので…
不意打ち大ダメージ。
目的のための苦渋の判断?
元カノは私の母を、
本当の親のように慕っています。
どうしても母を呼びたいけど、
そのためにはもけも呼ばないと不自然だ。
本意ではないが母を招待するために、もけにも招待状を送るしかない…
これが一番しっくりくるような。
そうなると、私は母を召喚するための人柱…。
どうも、人柱です。
呼ばれる側の心理は?
葛藤:行くか行かないか問題
もちろん行くか行かないかで迷います。
本音は「なんだか気まずい」
建て前は「心からおめでとう」
元恋人という立場上、どう考えても色々思い出しながら見てしまうので、これって呼ばれる側としてはかなり複雑です。
おめでとう10割でいられない
自分に嫌悪したり、負のスパイラルでした。
おめでとう10割でいたいのに、何か引っかかる。
そんな状態です。
孤独と後悔:過去に囚われてしまう
幸せいっぱいのお祝いムードの会場でただ一人、こんなに思いつめたり複雑な心境でいるのは自分だけ。
そんな気持ちにさせられます。
あの時こうしていたら、あるいは…
なんて、考えてもどうしよもないような
「if」を考えてしまう。
罰としては優秀。
元恋人の結婚式に行くメリット
・未練を断ち切れる
・決別の意思を持てる
・前を向くことが出来る
・過去を嫌でも振り返られる
・乗り越えれば踏ん切りも付く
行かなかったときの後悔は、経験していませんから比べようがないのですが…。
少なくとも行って得られた感情や体験は、次に生かされる貴重なものだったのかもしれません。
カレーパンが美味しかったなあとか。
元恋人の結婚式に行くデメリット
・気まずい
・気持ち的に孤独
・ひたすら病める
・自分の過去と直面する
シンプルに病みますからね。
でもあえて出すなら、私のように嫌な別れ方をしてしまった人は、自分を深く振り返る機会になると思います。辛い分、なぜ辛いのか考える機会になります。
結論:元カノの結婚式は、過去の清算の儀式
さて、実際に元カノの結婚式に
参加してみました。
結論としては、
「罪と罰にはもってこい!?大反省イベントになった」。
向こうの意図は読めないものの、図らずも呼ばれた側の私が後悔とか罪悪感、未練とか、たくさん抱えていた過去に直面して振り返る、受け入れる機会だったのでしょう。
ただ、自分が弱くて未熟だったからこそ、
傷つけた過去を見つめなおし…
そのうえで今の幸せそうな元カノの姿を見れたことは、自分にとっても良かったのだと思います。
やはり結婚式は心からお祝いしたい!
そう思える人の式に参加して、
思う存分祝福してあげるべきですね。
それがどうにも不完全燃焼だと、
心に毒だということが分かりました。
当時の私にはきっと、まだ自己受容と分析が足りなかったのかもしれません。
やはり怖いのは人の心。
特に自分です。
勝手な言い分と勝手に抱いていた不安感を、付きあっていた相手に打ち明けもせず裏切った。
そんな過去の後ろめたさを拭いきれず、受容も出来ておらず、また昔のように勝手に動揺して心から100%祝える気持ちを持っていけなかった。
そんな私の弱さが際立ったエピソード。
今回のお話でも
それだけはブレない事実かなと思います。
過去はどうやっても変わらないし、
今後も一生の時間をかけて償わなければならない、そう思います。
償いと決意の意味では、
行って良かったと今なら思えるのも本音です。
それは成長なのか、ただの時間がもたらした余裕だけなのかはわかりませんが、当時とは違う視点で見つめなおすことが出来ました。
皆さんは、自分が好きなことやもの、人は、堂々と好きって言ってくださいね。どうか変なことで一人で悩んで、本当に大事な人を傷つけませんように。
自分の意思を
誰かの目を気にして抑圧すると…
不幸な出来事が
起きてしまうかもしれません。
私が過去に、「自分の弱さ」のせいで傷つけてきた1つ1つの出来事を償う方法はありません。
ずっと反省し続けることだけです。
それを背負い続けて、時々思い出しては罪悪感を抱いて眠れない夜もあります。
どうか自由で多様性の
認められる世の中になりますように。
今なら言えます。
元カノ、
結婚おめでとう。
呼んでくれて
ありがとう。
行ってごめんねだったかもしれないし、当時は心から祝える余裕もない自分で本当にごめん。
幸せそうな顔を見れただけでも
救われた気がしました。
しんみりした終わりですみません。
過去は変えられないので
今後も頑張って活動します!
今の目標は、嫁を大事に。
ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
ごめんなさい、やっぱり面白過ぎます😂笑
エピソード自体もですが、文章やイラストやコメントなどなど秀逸で惹き込まれます(^^)
相手方の意図は不明ですが、お母様が喜ばれてたのが救いです😀💦
地獄絵図な写真を取った際の、新郎新婦とのやり取りとかがどんなだったか気になりました(^^)
おでさん、ここに返事できることを先ほど知り、
時間差返事ですがお許しください!!
コメント頂けて大変嬉しいです!
新郎新婦とのやり取り、ほぼ記憶はないくらいの緊張感でした(笑)